京都絞り工芸館では、吉岡甚商店が制作した、
絞り染め作品、絞り染めの道具、生地、図録などのお買い物をしていただけます。
昭 和 十 四 年 創 業
𠮷岡甚商店
昭和初期 堀川通
昭和十四年 創業
𠮷岡甚商店
日本を代表する伝統的工芸品
「京鹿の子絞り」
昭和14年 (1939年)初代 吉岡甚左衛門が、
京都絞り工芸館の向かいの路地奥にて創業。
戦後復員して仕事を再開し、
渡り絞り染め一筋に物つくりを行ってきました。
今では、着物だけでなく、
バック、日傘、洋装品も手がけ、
「城白鳥」「京鹿の子絞」「ZINIQ」「ZINIQ油小路」
オリジナル商品を作っています。
初代 吉岡甚左衛門
昭和初期 二条城前
絞り技術の継承
それぞれの職人の技は、親から子へ受け継がれ、親子三代に渡り共に仕事をする職人もいます。
今となっては再現不可能な技法、又、新しいアイデアで生まれた新技法も多数あります。
吉岡甚商店 2代目
京都絞り工芸館 館長
吉岡健治
京都絞り工芸館
本物の魅力を伝えたい。
もっと気軽に伝統工芸に触れてほしい、との思いから、
吉岡甚商店 二代目 吉岡健治は
京都絞り工芸館を2001年に設立
これまで制作し、保管してきた屏風、几帳、額等の作品を公開
その後も制作を継続し、現在でも後世に絞り染めを残す為、
制作を続けており、
京都絞り工芸館の特別展にて公開しています
今日では、ポーランド、インドネシア等、
海外の美術館に作品提供したり、
海外の美術館や国立大学と姉妹館契約を締結するなど、
日本の絞り染めを世界に発信しています。
京都絞り工芸館
絞り染めの未来
「絞り染め」は欧米でも日本語のままで通用するほど人気。
プライドをかけて向き合い、納得するまで次の工程にわたさない。
SHIBORI
現在の吉岡甚商店は、
3代目 吉岡信昌(京都絞り工芸館 副館長)を中心に、
昭和十四年から続く伝統を守りながらも、
新たな絞り染めの「技術」、「魅力」、「可能性」を
日本国内だけではなく、世界に向けても発信
youtubeでは日本の絞り染めの技術を7か国語で紹介
世界の多くの絞り愛好家が京都絞り工芸館にお越しになります
「絞り染め」は欧米でも日本語のままで通用するほど人気
近年、フランスのテキスタイルの展覧会では、
ヨーロッパ伝統のレースと並んで
SHIBORIのブースが出来るほど、
日本の絞り染めが高く評価されています。
「自分の仕事が後世に残る。数十年後の職人が見た時に、驚く様な仕事をする。」
自らハードルを高くして、職人全員が一つの目標に向かって作品の制作を行う事が、私たちの誇りと喜びにもなっています。
そして、これからも、世界に誇れるこの技術を守り続けていきます。