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本疋田絞り

粒を一つつまみ出して、四つに畳み、絹糸を5~7周かけて、根元で2回しっかり括る。

括る時、糸と紙の指ぬきが弾き合ってぱちんぱちんと大きな音が響く。

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針疋田絞り

四つ巻き絞り、横引き絞りとも呼ばれます。

木製の絞り台に専用の針を設置して、その針に生地を引っ掛け、生地を折り綿糸で4回巻く。

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桶絞り

染め分け技法の一種。模様を大きく染め分ける時に用いる。

特殊なヒノキ製の桶を使用し、染色する部分を桶の外に出し、防染する部分は桶の中に入れ染め分けする。

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​中帽子絞り

模様の直径が3㎝以上になると柄が正確に出なかったり、生地の裏側から染液が入るので、

芯を裏側に入れ浸透を防ぎビニールで防染する。

現在では樹脂製の芯が多く用いられるが、以前は木芯、紙芯(新聞紙を硬く巻いたもの)が用いられた。

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​縫い締め絞り

最も基本的な絞り方。型通りに一定の針目で縫っていき、その糸を引き締めることで防染ができる。

締め方が弱いと色が入り、強すぎても型通りに仕上がらない。縫い方、締め方の調節がポイント。

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​古代石掛絞り

木と竹で組んだスノコの中に生地を手で寄せ集め詰め込んだ上に小石を敷き詰め、

じょうろで染料を流し込み染色すると、細かな色の濃淡のある模様になる。

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​竜巻絞り

鳥口状の絞り台を使用し、生地の裏に芯を入れ丸棒状にして、糸を螺旋状に巻き付けて絞る。

柄が竜巻のように見えるためこの名がついた。

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​ほたる絞り

生地の裏表より、真綿で挟み込み染色する。輪郭のあいまいな可愛い水玉が特長で、

ホタルの光のように見えることからこの名が付いた。ホタルぼかしとも言う。

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